2025炭焼き体験された皆様

3/23 焼いた炭を手にして感動

川崎市の山崎さんが炭焼き体験に挑戦されました。                              山崎さんは普段から炭を使われていますが、どのような手段で焼かれるかが分からず今回の挑戦となりました。

樹木の中から炭素(正確にはミネラルを含む炭素の固まり)だけを取り出す仕掛けが炭窯だとお話しした時は、なんで土窯の空間と煙突があるだけで炭素を取り出すことが出来るのだろうと興味を持たれたようです。

「炭焼きは化学だよ」とご説明し炭焼きが終わると確かに単純な炭窯は化学変化を起こさせ炭を生産する施設であることが分かった様です。炭窯は江戸時代いやもっと古くからあったようで当時の人は化学変化などということは知らずとも炭の生産をしていたと思い感動されていました。

炭のある生活はなんとなく心豊かになります。是非皆様も炭焼き体験をされてみませんか。

2/1 炭の金属音に感動‼

秋元さんご家族が窯出しに来られました。

「炭焼きは化学だ」を実体験され、炭窯から出てくる炭は金属音がする炭素の塊となっていて樹木にはたくさんの炭素が含まれていたことに驚いていました。お父さんは改めて自作の囲炉裏づくりへの思いが復活したとのこと。

自然に親しむ活動をされている秋元さんご一家に少しでも新たな世界をお楽しみいただけたことに感謝を申し上げます。

1/25 冷気の炭焼き

木更津の秋元さんご家族が炭焼き体験をされました。

終日曇り、雨がパラつくかと思われる冷たい冬日、しかし炭焼きは昔から冬が本番だったことを知り熱心に取り組みました。

午前中に窯入れが終わり、炭窯に流体を起こさせるアブリ作業。窯口で木を沢山燃やし熱源となる燠(おき)火を作る。お昼過ぎに燠火も沢山出来たので窯口を塞ぎ、強制的に熱を煙突へ送る。

外気と煙突を登る煙の温度差が窯内に流体を起こすのだ。

午後3時過ぎに流体が起こり、本番の焚き込み。しかし温度差があったものの煙突の煙の温度が77℃から殆んど上がらず。さてはと思い管理口を作って窯口を塞ぐと温度が上昇し80℃に落ち着く。

今日はあまりに外気が低すぎ窯口から入る冷風が窯内を冷やしていたのだ。

秋元さんご一家には、めったに遭遇しない状況を体験する結果になった。

炭焼きは工場で炭を焼くような訳にはゆかず度々思わないことが起こる。これに対応するためには経験の積み重ねをするしかないのだ。

初めての炭焼き体験で、めったにない対応になってしまい良い体験になりましたね。

inakagurashi

次の記事

究極の田舎暮らしに